一極集中よりも多極分散がちょうどいい

夏休み真っ盛り！
近くにある大磯ロングビーチもたいそう賑わっておりますよ。

大磯ロングビーチは、大磯プリンスホテルの敷地内に
ございまして、昭和の頃は、芸能人水泳大会の会場と
なったところ。
お茶の間での、沈黙を誘う「おっぱいポロリ」も
令和のコンプライアンスには、抵触するかも
しれません。（知らんけど）

ホテルの売店には、大磯町観光協会が企画・開発を
したTシャツが販売されております。
大磯プリンスホテルでしか入手できない限定色も
ございます。
私も、理事として、Tシャツ開発プロジェクトに
関わっておりました。

「あら？あなた、コーチじゃなかった？」
「キャリアコンサルタントでしょう？」
「企業研修もしているわよねえ？」

そうなんです。
いろいろ、やらせていただいております。

コーチ、キャリアコンサルタント、企業研修講師、
観光協会理事、NPO法人理事
すべて、私は仕事として取り組んでいます。

私にとって、仕事もコミュニティ。
コミュニティと、複数属することに
決めているのです。

フリーランスのITコンサルタント時は、
ひとつの仕事に集中し、打ち込むクセが
ありました。
それで身体の調子を狂わせてしまうのです。

身体だけならまだしも、その職場での
人間関係が、自分の思い通りに行かなくなると、
それこそ、寝食を忘れるくらい思い悩むクセが
ありました。
ホント、精神衛生上、よろしくないわけです。

その当時は、「こんなもんなんだろう」と、
諦めていたり、周りの人を責めたりと、
激しい行動を起こしてしまったこともあります。

大磯に移住しても、地域社会や人間関係で、
イロイロと思い悩む日々がありました。
「ご近所の◎◎さんから、こんなことされた！」
「パートナーが、こんなことして、私は困っている」
「友人の☆☆さんって人、こんなことするんです。
ひどいと思いません？」

そのとき、マイコーチに言われました。

「あなたの場合、エネルギーを
集中しすぎる傾向がありますね。
複数のコミュニティとの関わりを
持った方が、あなたにとっても、
周囲の人たちにとっても
ハッピーなんじゃないかと、
私は思いますが、いかが？」

えええ？
なんですと！

ひとつの事を仕上げるまでは、
それに全身全霊をかけて集中しろと
親から、言いつけられていたのに！

それは、今の私にとっては、
自分を苦しめる要因になっていたの？

「これ、親の言いつけなんです。」
と、コーチに口ごたえする私。

「あんた、いくつよ？
そのままで、いいの？
自分の未来は、自分で選べるのよ！」

はっ！
キッツイなあ～。

しかし、よくよく考えてみると、
親から「一極集中せよ」
と、言いつけられたのは、かれこれ45年前。

大人になって、その言いつけを守っていることで
・視野が狭くなっていて、融通がきかない
・他者を責める傾向が強い
・自分軸を見失う
という弊害をもたらしていたのも事実。

というわけで、
マイコーチからの、
ハッとするような言葉によって
今までの自分の”とらわれ”に気がつき
自分の行動指針を変えてみることにしました。

「一極集中から多極分散へ」

そうすると、以前なら、
「おそらくモヤモヤしていただろうな～」
と、いうことが、そんなに気にならなくなりました。

徐々にでは、ありますけれどね。

あなたにとっても、幼い頃から持っていて、
今は、もう、必要のない”とらわれ”が
あるかもしれません。
もし、あるとしたら、それは、
どのようなものでしょうね？